医療法人協和会では、緩和ケアナースの採用・育成に力を入れています。
患者さまの苦痛を緩和し、ご家族も含めたケアを通して
質の高い看護のが提供できるチーム作りに、あなたの力を貸してください。
医療法人協和会では専門的緩和ケア看護ができる看護師の育成を行っています。
認定看護師や専門看護師教育課程受講への支援、ELNEC-Jコアカリキュラムの受講、法人内緩和ケア研修の参加を進め、意欲のある方の知識のアップデートを支援しています。
また、計画的に看護管理者との面談を行い、希望と適性に合わせたキャリア構築をともに考えます。
働く場はそれぞれのライフステージや希望に合わせ、病院・訪問看護など柔軟に選ぶことができます。
緩和ケアでは基本的には薬物療法を行っていきます。
例えば、痛みの緩和では医療麻薬を含めた痛み止めの種類、量、間隔を適切に調整するために患者さまの痛みの性質や時間、痛み止めの効果などを評価します。
できるだけ薬を少なく、効果のある薬剤を使用するために、緩和ケアにおいて看護師の観察はとても大切です。
また、薬だけではなく痛みの種類によっては温めたり、体の動かし方や休む体勢を考えたり、日常生活のケアを通して苦痛を緩和する方法を考えます。
緩和ケア病棟は「回復期」として位置づけられています。
症状が改善できた方や、在宅サービスを調整することでご家族の介護負担や不安を減らすことでご自宅へ退院される方もいます。
自宅での過ごし方を悩んでいるご家族に寄り添うのも緩和ケア病棟看護師の役割です。
大切な方が病気になってしまい、ケアに悩んでいるご家族に患者さまの日々ご様子をお伝えし、ご家族の不安を少しでも軽くするようお声をかけています。
ご自宅に退院される際は介護指導やサービスの調整などご家族の状況に合わせて対応しています。
また、介護者であるご家族の健康や生活を守る視点から、期間を限定した入院をお受けすることもあります。
9:00~16:00×2日間で緩和ケアの知識を学びます。
講師は認定看護師、少人数制で事例検討や学びの共有を行ないます。
【1日目】
緩和ケアに関係する日本の統計、緩和ケア病棟基準、緩和ケア病棟の
役割、意思決定支援、家族看護、スタッフのグリーフ(悲嘆)ケア
【2日目】
がん性疼痛マネジメント
せん妄の看護
現在、医療法人協和会には緩和ケア認定看護師、がん性疼痛認定看護師、がん化学療法看護認定看護師、がん薬物療法看護認定看護師が活躍しています。
認定看護師とは、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有する者として、日本看護協会の認定を受けた看護師をいいます。 実務経験を5年積んだ後、認定看護師研修校に合格し、1年間の研修過程を修了し認定看護師の試験に合格すると認定看護師になります。
リソースナース子育てをすること、看護師としてのキャリアを積むことどちらも大切です。人生のあらゆるタイミングで自分がどうしたいのかを考えて、選べる選択肢が協和会にはありました。
医療法人協和会には急性期病院の他に緩和ケア病棟を有する4つの病院、介護老人保健施設、訪問看護部門など緩和ケアナースが活躍できる場がたくさんあります。
法人内各施設の連携も強く、緩和ケアに関わる管理者が毎月集まって、看護の質の向上に取り組んでいます。
緩和ケア病棟は「回復期」に位置付けられており、一般病棟と大きな違いはありません。多職種でカンファレンスを行い、患者さまの症状緩和や今後の療養先を含めた意思決定支援の方向性を話し合います。一般病棟と同じで入院は1日に複数ある事も多く、忙しい日々ですがコミュニケーションを取りながらチームとしてケアにあたっています。 また緩和ケアでは特に、進行していく病気とともに生活に向き合っていく必要があるため、患者さんの意思決定の支援やご家族のケアを大切にしています。
未経験の方も歓迎いたします。最初は少人数から、スタッフのフォローのもと働いていただきます。ご希望があれば指導者(プリセプター)を付けることもできますので、所属長との最初の面談でご相談ください。
新卒の場合、最初は基礎的な看護技術を取得できる病棟への配属となります。その後、所属長との面談の上で、緩和ケア病棟に異動していただきます。緩和ケア病棟を希望される場合は、入職後の面談時にご相談ください。
協和会のエントリーシートにご希望をお書きください。
緩和ケア病棟の配属を優先します。